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記憶力って何?


こんにちは!チューター4年の朝倉です。

ここ数日でグッと気温が下がりましたね…。
体調管理には十分気をつけてください!


今回のブログでは記憶の仕組みについて、皆さんにご紹介したいと思います。
さらに、基礎的な記憶力アップ法も紹介します。


記憶は3つの種類に分類されます。
感覚記憶
短期記憶
長期記憶


感覚記憶は目や耳などを通して取り込まれ一時的(1~4秒程度)に保持される記憶のことです。

短期記憶は短時間(15~30秒程度)のみ保持される記憶を指します。
この短期記憶には、覚えた順番どおりに思い出す時の容量が「7±2チャンク」であるという考え方があります。


 チャンクとは、意味を持った情報のまとまりの単位です。

  例えば、「D、E、S、K、C、A、T」というアルファベットを記憶するとします。
  1つ1つ別のアルファベットと捉えると、7チャンク。
  DESK、CATとしてまとめると2チャンク。      となります。

 みなさんはどちらで考えた方が覚えやすい、または覚える自信が持てるでしょうか。
 きっとほとんどの人が「2チャンクの方が良い!」と思っているはずです。
 したがって、記憶の際にはより多くの情報を仕入れるよりも
 効率よく少ない情報で記憶する方が効果的であることが分かります。

長期記憶は長期間に保持される記憶です。記憶というと学習内容が頭に思い浮かぶ人もいると思いますが、自転車の乗り方や個人的な出来事、ぶどうは果物だといった概念に関する事柄も長期記憶の情報になります。




さて、本題に入ります。
受験生、いやこれから大学生、社会人となる皆さんにとって、身につけたい記憶は長期記憶ではないでしょうか。

長期記憶形成の方法の基本はリハーサルです。
つまり、情報の反復をすることで短期記憶から長期記憶へと情報が移動します。
勉強でいうなら、復習の徹底とも言いかえられます。
ただし、とりあえずたくさん復習すれば長期記憶になるという訳ではありません。

これには、処理水準説という理論が関係します。
例えば、「dissolve」という単語を覚える際に、
 ①スペリングを一生懸命覚える、活字に着目した方法
  例) 「dissolve」とひたすら書き続ける

 ②例文の中で覚える、意味に着目した方法
  例)空欄に入る単語を答えなさい。
    “砂糖が    よう、水をかき混ぜなさい。”
    ①dissolve ②distress ③distract

上記の①②で実験をしたところ、②の方がよく覚えられたという実験結果が示されました。
つまり、意味を考えながら学習することが大事であるということです。


また体制化という理論も影響します。
これは先述したチャンクの考え方と類似していて、ランダムに覚えるよりも
関連する類似しているものをまとめて整理して記憶する方が長期記憶につながるという理論です。

しかし、この作業は自分1人ではなかなか出来ません。
だからこそ、授業や学習参考書をフル活用してほしいのです!
授業や参考書は、この体制化を軸に展開されています。
自分では気付かなかった、あるいは上手く整理できなかった情報も一気に解決し、記憶の定着につながる訳です。



さて、長くなりましたが最後に今回の内容をまとめておきます。
ぜひ参考にし、学習の手助けにしてください。

①記憶は3つに分類されるが、とりわけ大事なものは長期記憶
②長期記憶の定着はリハーサル、つまり反復が必須
③学習の際には、意味を考え、類似するものを整理すると良い

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