The☆WorkShop スタッフブログ

赤羽にある大学受験予備校 ザ☆ワークショップ

「○○の秋」、満喫のご予定は?

こんにちは!
大学院1年チューターの朝倉です。


早いもので10月も終わりに近づき、本格的に秋突入!といったところでしょうか。
秋は「○○の秋」とも呼ばれるように、様々な活動にもってこいの季節ですね。

芸術の秋」という点では、来週、東京都美術館のクロード・モネ展へ行ってきます。
レンブラント、フェルメールに並んで「光の画家」と称される1人として有名ですよね。
大学2年生の時、フランスのオランジュリー美術館で最も有名な「睡蓮」を見ましたが、本当に圧倒されました!
その時には見ることが出来なかった作品にも出会えるということで今からワクワクしています。

勉強の秋」としては、、、まぁこれは秋に限らないことですね。
強いて挙げるならば、先々週の土曜日、先週の土日と「学会」に参加していました。
響きを聞くとアカデミックな感じですが、要は色んな人が自分の研究成果を発表する場だと考えてください。
なかなか大学生になっても参加する機会というのは少ない場ですが、
自分が読んでいた本の著者の方と直接お話や指導していただけるので、待ち望むイベントの1つです。
(受験生で考えると、参考書の先生から直接教えてもらえる的な感じ?……それってワークじゃん!)

あとは秋の夜長にうってつけの「読書の秋」ですね!
高校生でも気軽に読める本・マンガを紹介します。


佐藤雅彦『プチ哲学』、中公文庫

プチ哲学

最近では中学校の国語の教科書にも掲載されている作品です。日常的な風景を切り取り、ちょっと考え方や見方を変えてみることの楽しさを読みながら体感できると思います。哲学って言葉を聞くと、難しそうですが、この本は可愛いイラストとセリフが中心なので息抜きには最適かと思います。普段、受験的な思考法ばかりの人には、ちょうど良いリフレッシュになるのではないでしょうか。


芥川龍之介『河童』、集英社文庫

河童

主人公の「僕」はある日、河童を見かけます。河童を追いかけているうちに、穴のような闇に落ち記憶を失ってしまいます。気がつくと、そこは河童の世界。河童の世界は人間世界と全く違う価値観で、始め「僕」は人間の論理で意見しますが、河童たちの論理の正当さに納得してしまいます。さぁ、この状態で人間世界に戻った「僕」はどうなってしまうのか。偶然にも、『プチ哲学』に類似して『河童』も普段接している価値観との相違について考えさせられる内容です。もちろんフィクションですが、現実世界でもありえることなのではないかと感じてしまう作品でした。なお集英社文庫の『河童』にはお馴染みの『桃太郎』も載録されています。ちょっと、いやかなりワイルドな桃太郎になっていますが…笑


長蔵ヒロコ『ルドルフ・ターキー』、KADOKAWA

ルドルフ・ターキー

1950年代のアメリカ。大都市ゴンドランドの次期市長ルドルフ・ターキーはお金と女と権力を愛し、正義も悪も自分次第という傍若無人ぶりが痛快なマンガです。一見、極悪非道のようなターキーの言動の根底に流れる優しさや正当性には毎話スカッとさせられます。特に気に入っているのが、第1巻3話。貧しい家庭に生まれた4人兄妹の子守りを任されたターキーはお金に物を言わせ、最高の料理・服で待遇します。しかし、4人兄妹の兄ダニエルはどこか浮かない表情。そこへ偶然通りかかった兄妹の父に「子どもたちに夢を見させないでくれ」と一喝されるターキーですが、ここでそんな父親に放った一言に胸を打たれました。ダニエルも同様に心を打たれたのでしょう、その後の展開で強い意志を見せる場面が描かれています。最後にその言葉を皆さんに送り、今回のブログを締めたいと思います。


「金が欲しけりゃ頭を使え。必死じゃなく本気で考えろ。
      自分の不幸を運や他人のせいにしてるんじゃねえ!!!」

                 長蔵ヒロコ(2013)『ルドルフ・ターキー』第1巻、KADOKAWA、p.127

受験生は「金が欲しけりゃ」ではなく「大学行きたきゃ」って感じですかね。
ではまた!

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